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PDAの歴史:知らないOS

誰もがスマホを持つ時代になったが、その昔はPDAというものがあった。1990年代の半ば頃にSHARPのザウルスを手に入れて以来、幾つかの端末を楽しみながら使っていた事を思い出した。

Q)PDAの歴史

PDA(Personal Digital Assistant)は、1990年代から2000年代初頭にかけて広く利用された携帯型のデジタルデバイスです。以下にPDAの歴史を簡単にまとめます。

1. 初期のPDA
- 1984年:最初期のPDAの一つとされるPsion Organizerが発売されました。これは主にビジネスマン向けのデジタルオーガナイザーでした。
- 1989年:Atari Portfolioが登場し、ポケットサイズのコンピュータとして注目を集めました。

2. Apple Newton
- 1993年:AppleがNewton MessagePadを発売しました。これはタッチスクリーンを搭載し、手書き認識機能を持つ革新的なデバイスでした。しかし、価格が高く、手書き認識の精度が低かったため商業的には成功しませんでした。

3. PalmPilotの登場
- 1996年:Palm ComputingがPalmPilotを発売しました。これは軽量で使いやすく、ビジネスマンを中心に大ヒットしました。特にGraffitiという簡易手書き入力方式が好評でした。

4. Microsoftの参入
- 2000年:MicrosoftはPocket PCというブランド名でPDA市場に参入しました。Windows CEを搭載し、Officeアプリケーションとの互換性を強調しました。

5. スマートフォンへの進化
- 2000年代中盤:PDAスマートフォンの台頭とともにその役割を終えつつありました。BlackBerryPalm TreoなどがPDAと携帯電話の機能を統合し、スマートフォンとして市場をリードしました。
- 2007年:AppleiPhoneが登場し、これがPDA市場にとって決定的な転換点となりました。スマートフォンPDAの機能を完全に置き換える存在となりました。

現在では、PDAという用語はほとんど使われなくなり、現在ではスマートフォンタブレットがその役割を果たしています。PDAの技術や概念は、今日のスマートデバイスに大きな影響を与えました。

 

SHARPのザウルスについての言及が無いのが寂しい。

www.areanine.gr.jp

 

Q)日本におけるPDAの展開(SHARPのザウルスを含む)

日本におけるPDAの展開は、特にSHARPのザウルスシリーズが重要な役割を果たしました。以下にその歴史を簡単にまとめます。

1. 日本市場への初期展開
- 1990年代前半:日本でもPsionAtari Portfolioなどの初期のPDAが輸入され、限られたユーザー層に利用され始めました。

2. SHARPのザウルスシリーズ
- 1993年:SHARPが初代ザウルス(PI-3000)を発売しました。これは手書き入力やスケジュール管理、アドレス帳などの基本機能を備えていました。
- 1996年:カラー液晶を搭載したPI-7000を発売。これにより、より視覚的に魅力的なユーザーインターフェースが提供されました。
- 1997年:インターネット対応のMI-10を発売。これにより、PDAからインターネットにアクセスできるようになりました。

3. 高機能化と多様化
- 2000年:Linux OSを搭載したSLシリーズが登場。オープンソースの利点を活かし、カスタマイズや新しいアプリケーションの開発が可能になりました。
- 2001年:SL-C700を発売。これはクラムシェル型(ノートパソコンのように開閉可能)で、キーボードを搭載しており、入力作業がより効率的になりました。

4. 他メーカーの参入
- 1990年代後半から2000年代前半:ソニーCLIEシリーズやカシオのカシオペアなど、他の日本メーカーもPDA市場に参入しました。これらのデバイスも多くの日本人ユーザーに支持されました。

5. スマートフォンの台頭とPDAの終焉
- 2000年代後半:スマートフォンの普及により、PDAの需要は急速に減少しました。特に2007年のiPhoneの登場は、携帯電話とPDAの機能を統合したデバイスとして市場を席巻しました。
- 2008年:SHARPはザウルスの新モデルの開発を終了し、PDA事業から撤退しました。

現在では、PDAというカテゴリーはほとんど存在せず、スマートフォンタブレットがその機能を完全に代替しています。しかし、ザウルスシリーズは日本におけるPDAの歴史において重要な位置を占めており、その技術や理念は現代のモバイルデバイスに引き継がれています。

ザウルスは、PI-6000からカラーザウルスまでの数台を使っていた。iMacの赤外線を使ってカレンダーのリンク等も行っていた。

PalmOSが出て少ししてからは、HandspringのVisorを並行して使い始める。ザウルスに比べると液晶解像度は低かったが、昔のMacを思わせるUIが気に入って、徐々にPalmにシフトして行く。やがてSONYがクリエを発売、老いた母にもプレゼントして使ってもらった。90歳近い母と今でもスマホでやり取り出来るのは、これが大きい。結婚したばかりの妻もクリエを面白がり、夫婦で数台を所有した。

 

Q)SONYのクリエについて

SONYCLIE(クリエ)シリーズは、1990年代後半から2000年代前半にかけて発売されたPDAの一連の製品群です。以下にCLIEシリーズの詳細とその歴史をまとめます。

1. CLIEシリーズの登場
- 1990年代後半:SONYPalm OSを搭載したPDA市場に参入し、CLIEシリーズを発表しました。CLIEは「Communication Link Information Entertainment」の略で、情報通信とエンターテインメントの融合を目指したデバイスでした。

2. 主要モデルと技術革新
- 初期モデル(1999年-2001年)
- PEG-S500C:初代CLIEとして1999年に発売。カラー液晶を搭載し、当時のPDA市場で注目を集めました。
- PEG-N700C:2001年に発売され、より高解像度のディスプレイとMP3再生機能を追加しました。

中期モデル(2002年-2003年)
- PEG-Tシリーズ:薄型軽量で、ビジネスユーザー向けに設計されたモデル。特にT665Cは音楽再生機能と高解像度ディスプレイを備えていました。
- PEG-NRシリーズ:クラムシェルデザインで、回転可能なディスプレイとキーボードを搭載。PEG-NR70Vは内蔵カメラも持っていました。

後期モデル(2003年-2005年)
- PEG-UXシリーズ:コンパクトなノートパソコン風のデザインで、UX50はWi-FiBluetoothを搭載し、通信機能が強化されました。
- PEG-THシリーズ:シンプルで使いやすいデザインで、手頃な価格と高機能を両立したモデル。

3. 特徴と利点
- 高解像度ディスプレイ:CLIEシリーズは、当時のPDA市場で最も高解像度なディスプレイを搭載しており、ビジュアル面での優位性を持っていました。
- マルチメディア機能:音楽再生、画像表示、ビデオ再生など、マルチメディア機能が充実しており、エンターテインメント用途にも対応しました。
- 拡張性:メモリースティックを利用したストレージの拡張や、オプションのアクセサリーが豊富で、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能でした。

4. 市場と競争
- 競争相手:CLIEシリーズは、同時期のPDA市場でPalmやHP、Compaqなどと競争しました。特にPalm OSを搭載していたため、Palmのデバイスと直接競合することが多かったです。
- ユーザー層:ビジネスマンや技術に詳しい消費者、そしてエンターテインメント志向のユーザーに広く支持されました。

5. 終焉とその後
- 2004年:スマートフォンの普及に伴い、PDA市場の需要が減少。SONYCLIEシリーズの新モデル開発を中止しました。
- 2005年:最後のモデルが発売され、CLIEシリーズは公式に終了しました。

現在では、CLIEシリーズは終了しましたが、その技術革新やデザインは、現在のスマートフォンタブレットに多大な影響を与えました。特にSONYの技術力は、その後も様々なモバイルデバイスやエンターテインメント製品に活かされています。

 

PalmOSにはどこか昔のMacを思わせるところがあり、何か関連があったような話もどこかで読んだのだが、私の記憶違いだろうか。

 

Q)PalmOSiOSの関係

Palm OSiOSは、モバイルオペレーティングシステムとして異なる時代に登場し、それぞれの時代において大きな影響を与えました。以下に両者の関係とそれぞれの特徴を詳しく説明します。

Palm OS
- 登場:1996年にPalm Computingによって開発されました。初期のPDA市場をリードし、多くのユーザーに愛用されました。
- 特徴:軽量で高速、シンプルなタッチ操作、Graffiti入力方式、豊富なビジネス・個人向けアプリケーション。

iOS
- 登場:2007年にAppleによってiPhone向けに発表されました。当初は「iPhone OS」と呼ばれ、後に「iOS」に改名されました。
- 特徴:タッチ操作最適化、マルチタッチ技術、App Storeの導入、セキュリティとプライバシー保護、Apple製品間のシームレスな連携。

両者の関係と影響
- 技術的進化:Palm OSは、初期のPDA市場で成功し、その後のモバイルデバイス開発に影響を与えました。iOSはその後継として、技術的に大幅に進化し、スマートフォン市場を一変させました。
- ユーザーインターフェースPalm OSのシンプルで直感的なインターフェースは、後のiOSにも影響を与えました。特にタッチ操作の導入やアプリケーションの多様性は、Palm OSが先駆けていました。
- アプリケーションエコシステム:Palm OSは多くのサードパーティアプリを受け入れた初期のモバイルOSの一つであり、その成功はiOSApp Storeのコンセプトにも影響を与えました。

結論
Palm OSiOSは異なる時代の製品ですが、Palm OSの革新と成功は、後にiOSが登場する土壌を作り出しました。iOSPalm OSの理念を引き継ぎ、さらに進化させた形で現代のモバイルデバイスの標準となりました。

 

その後、ウィルコムのesシリーズを夫婦で愛用するようになった。これも何台かを所有していたが、特に気に入っていたのは物理キーボードがスライド式で出てくるこの機種。

ascii.jp

 Windows Mobileが搭載されていたが、やがてiPhoneが登場、スマホのOSはiOSとAndriodの2強になっていく。

 

Q)現在入手可能なAndroidiOS以外のOSを搭載した端末

現在、AndroidiOS以外のOSを搭載した端末として以下のものがあります:

OS 特徴 対応デバイス
Sailfish OS フィンランドのJollaによって開発されたLinuxベースのオープンソースOS。Androidアプリのサポートも提供。 Sony Xperiaシリーズ、Gemini PDAなど
KaiOS 軽量なLinuxベースのOSで、低価格なフィーチャーフォン向け。ウェブベースのアプリケーションをサポート。 Nokia 8110 4G、JioPhoneシリーズ
HarmonyOS Huaweiが開発したマイクロカーネルベースの分散型OS。スマートフォンタブレット、スマートTV、IoTデバイスに対応。 Huaweiの最新スマートフォンタブレット
Ubuntu Touch オープンソースLinuxベースのOSで、プライバシーとセキュリティに重点。 PinePhone、Fairphone、Nexus 5など
PostmarketOS Alpine LinuxをベースにしたオープンソースOSで、古いデバイスに新しい命を吹き込むことを目指す。 PinePhone、Purism Librem 5、OnePlus 6など
Tizen OS SamsungIntelが開発したLinuxベースのOSで、主にスマートウォッチやスマートTVに採用。 Samsung Galaxy Watchシリーズ
GrapheneOS プライバシーとセキュリティに特化したAndroidベースに特化したAndroidベースのオープンソースOS。Googleサービスを使用しない設計。 Google Pixelシリーズ
PureOS Libremシリーズのスマートフォンに搭載されるLinuxベースのOSで、セキュリティとプライバシーに重点。 Librem 5

 

今でもあまり知られていないだけで、様々なOSがある。実際にやってみるかどうかは別として、どうやってインストールするんだろう。

 

Q)Sailfish OSをXperiaにインストールする方法

Sailfish OSをSony Xperiaにインストールするには、いくつかのステップが必要です。以下にその手順を説明します。

1. 事前準備
- 対応デバイスの確認:Sailfish OSがサポートしているSony Xperiaのモデルを確認します。対応モデルにはXperia X、Xperia XA2、Xperia 10などがあります。
- 必要なファイルのダウンロード:Sailfish OSの公式サイトから必要なファイルやツールをダウンロードします。

2. Bootloaderのアンロック
- Sonyの公式サイトでアンロックコードを取得:Sonyの公式サイトで自分のデバイスのBootloaderをアンロックするためのコードを取得します。これにはデバイスのIMEI番号が必要です。
- Bootloaderのアンロック:PCにFastbootツールをインストールし、デバイスをFastbootモードで起動してPCに接続し、以下のコマンドを実行します:

fastboot oem unlock [アンロックコード]

3. Sailfish OSのインストール
- Sailfish OSのファームウェアをダウンロード:公式サイトから自分のデバイスに対応したSailfish OSのファームウェアをダウンロードします。
- インストール手順に従う:PCにFlashtoolをインストールし、ダウンロードしたSailfish OSのファームウェアをFlashtoolを使用してデバイスにフラッシュします。Flashtoolを開き、「Flash」を選択し、ダウンロードしたファームウェアファイルを選択して、インストールを開始します。

4. Sailfish OSの初期設定
- デバイスを再起動:インストールが完了したらデバイスを再起動します。
- Sailfish OSの設定:デバイスが起動したら、Sailfish OSの初期設定を行います。

参考リンク
- Sailfish OS Installation Instructions
- Sony Mobile Unlock Bootloader

 

Q)GrapheneOSをPixelにインストールしたレビュー

GrapheneOSは、プライバシーとセキュリティに特化したAndroidベースのオープンソースOSです。以下は、Google PixelにGrapheneOSをインストールした際のレビューと手順の概要です。

インストール手順
1. デベロッパーモードの有効化:
- 「設定」 > 「端末情報」 > 「ビルド番号」を数回タップしてデベロッパーモードを有効化します。

2. OEMアンロックの有効化:
- 「設定」 > 「システム」 > 「詳細設定」 > 「開発者向けオプション」から「OEMアンロック」を有効にします。

3. ブートローダーの解除:
- デバイスを再起動し、ボリュームダウンボタンを押しながら電源ボタンを長押ししてブートローダーモードに入ります。
- PCでFastbootを使い、以下のコマンドを実行します:

fastboot flashing unlock

4. GrapheneOSのダウンロードとインストール:
- GrapheneOSの公式サイトから対応するファームウェアをダウンロードし、PCに保存します。
- ファイルを解凍し、以下のコマンドを使用してインストールを実行します:

./flash-all.sh

5. ブートローダーの再ロック:
- インストール後、再度ブートローダーをロックすることを推奨します:

fastboot flashing lock

使用感とレビュー
インストール後の使用感については、多くのユーザーが以下のような評価をしています:

- パフォーマンス:GrapheneOSは非常にスムーズに動作し、純粋なAOSPのような軽快さがあります。セキュリティ機能が強化されているため、プライバシーを重視するユーザーには非常に適しています。

- 互換性Google Playサービスは含まれていないため、一部のアプリは使用できませんが、Aurora StoreやF-Droidを使用してアプリをインストールできます。また、カメラアプリの互換性に関する制約があるため、Google Cameraが使用できないことがあります。

- セキュリティ:GrapheneOSはデフォルトで多くのセキュリティ機能が有効化されており、ユーザーのデータを保護します。例えば、デバイス全体の暗号化や強化されたアプリサンドボックスが特徴です。

GrapheneOSは、特にセキュリティとプライバシーを重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となります。興味のある方は、公式サイトやコミュニティフォーラムでさらに詳細な情報を確認してください。

昔はこうした解説を読んで試してみたりもしたのだが、残念ながらそういう根気はあまり残っていない。